AAR/SPARTA!/Agis IVの治世
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[[AAR/SPARTA!]] **状況確認 [#ob098929] 最初に状況確認をかねて人物紹介を。 #ref(agis.jpg) Agis IV。エウリュポン家のスパルタ王。 前述のとおりスパルタの再興を志して債務の取り消しと大貴族の手に集中した土地の再分配を企てたが 反対派のクーデターによって志半ばにして命を落とす。 彼の理想を実現してやるのが本AARの趣旨。 #ref(leonidas.jpg) Leonidas II。アギス家のスパルタ王。 アギス4世の改革路線に危惧を抱いた富裕層に担がれ反対派に回る。 一時はアギス派の監督官の追及で国外に逃れていたが改革の行き詰まりに乗じて帰国すると復位し アギスを処刑に追い込んだ。 そんな事情を反映して、Grand Vizierの地位にありながら忠誠が低い。要注意人物。 #ref(cleomenes.jpg) Cleomenes III。Leonidas IIの子で彼の後を襲ってスパルタ王となる。 アギスの改革の理想を密かに継承し、監督官らを殺害してスパルタの実権を握ると改革を断行した。 対外的にも積極策に出てアカイア同盟に挑戦しペロポネソスの覇権を握るかに見えたがマケドニア王アンティゴノス3世の介入を受けすべてを失う。 #ref(aratus.jpg) Aratus。アカイア同盟の指導者。 同盟の発展に大いに手腕を発揮した英傑だが、クレオメネスのスパルタと対立し 長年敵対してきたマケドニアに従属し救援を乞う羽目になる。 いやに高く評価されおりMartialとCharismaはカエサルに匹敵する。 #ref(philopoemen.jpg) Philopoemen。後のアカイア同盟の指導者。 クレオメネスの野望が潰えたセラシアの戦いにメガロポリスの兵を率いて参加し初陣を飾る。 最後のスパルタ王ナビス亡き後、スパルタをアカイア同盟に参加させることになるが 今回のプレイでは彼の成人前にアカイア同盟が滅ぶことになるだろう。 #ref(Antigonus.jpg) Antigonus II。マケドニア王。 一番最初のピュロス戦争シナリオでお馴染みのピュロスに一時王位を追われたりしている。 晩年はアラトスのアカイア同盟にギリシアの覇権を脅かされ苦しめられた。AVC509年はアラトスによるコリントス解放の前年にあたる。 スパルタにとって最大の脅威となる国だが幸いにもプトレマイオス朝と目下戦争中。 **対アカイア・アイトリア戦争 [#zb07d3c7] 以上の状況を踏まえ、国制の改革を成し遂げスパルタにかつての栄光を取り戻すために邁進していきたいところなのだが、 EURには土地の再分配とかそれに絡んだ政治への影響とかいう要素がない。 仕方なく唯一それっぽい立法"Service Guarantees Citizenship"を採用し改革が成功したものとする。 空いている国策スロットにはProfessional Soldiers、Citizenship、Deificationを採用。 #ref(reform.jpg) アギス4世の改革、完! 国内の体勢を整えると一日もおかずアカイア同盟へ宣戦布告する。 友好国への開戦事由なしの戦争で安定度は最低にまで落ち込むがマケドニアの目が ギリシアから離れており、鉄を産し重装歩兵を編成できるスパルタがアカイアの民兵に 質において勝り、同盟や交易で戦力を増強する暇を与えないこの好機と引き換えならばいたし方がない。 数で勝るアカイア勢はスパルタへと進軍してくるがこれを難なく撃退し追撃してAchaeaをそのまま包囲した。 包囲約半年にしてAchaeaは陥落し、AVC509年9月、スパルタに併合された。 #ref(battle5091.jpg) Xenotimos将軍はMartial9の名将。 因みにGrand VizierのLeonidasは「アカイア同盟より強大な陸軍」という野心を持っていたため 戦争の過程で野望を達成しAgisに忠誠を誓っていた。なんとやすいツンデレ。 AVC511年2月、今度はアイトリア同盟に対し宣戦布告。 不当な開戦で厭戦感情が反乱リスクを跳ね上げるがマケドニアに睨まれる前に事を終えてしまわねばならない。 コリントス湾を渡って迎え撃つアイトリア軍を殲滅してから悠々とAetoliaを包囲。 同年10月、包囲の終了とともにスパルタに併合。 #ref(map511.jpg) この一連の戦争によってスパルタはギリシア本土の支配権をマケドニアと二分する格好となった。 **マケドニア内戦 [#i6c4836f] AVC512年、マケドニアで内戦勃発。 反乱軍の首魁はAntigonus王の次男Demetrius。史実ではAntigonusの跡を継いだマケドニア王である。 兄Alcyoneusの王位継承が濃厚となりつつあったために反乱に踏み切ったらしい。 スパルタはこの知らせを大いに喜んだがすぐに鎮圧されるだろうと踏んで情勢を傍観した。 安定度や疲弊した国土、マンパワーの回復にも暫く時間が必要だった。 ところがDemetriusはマケドニア軍の主力を指揮していたらしく政権側からろくな抵抗もないまま首都のあるMacedoniaを制圧した。 その一方で反乱軍の財政は厳しく攻めきれずに居るうちに政権側の戦力再編を許し内戦は長期化していった。 #ref(macedniacivilwar.jpg) AVC517年にAntigonus王が死去し長男Alcyoneusが王位を継いでから更に5年後のAVC522年に内戦はAlcyoneus側の勝利によって終結した。 **Archidamusの陰謀 [#e8d9af58] マケドニアの混乱に気をよくしているとこちらでも王位継承に絡んだ陰謀事件が発生。 AVC513年8月、Agis王の長男Archidamusが事故に巻き込まれ後遺症を負う。 #ref(archidamus.jpg) 裏でAgis王の弟でRoyal TreasurerのArchidamusが糸を引いていたと専らの噂である。 **第一次イリュリア戦争 [#m3c62378] AVC513年9月、エピロスの貴族たちがスパルタへと亡命してきた。イリュリアがエピロスを滅ぼしたのである。 戦争疲弊が癒えてからエピロスを征服する予定だったので先を越されたかたちだ。 もっとも、宣戦布告する相手がイリュリアであっても全くかまわないのだが。 AVC515年12月、スパルタはイリュリアに宣戦布告した。ダキアが盟約によってイリュリア側についたが敵ではない。 三度の野戦で勝ち、Epirus、Taulantiを攻略するとこちらから講和を申し入れ両州を割譲させた(AVC517年9月)。 #ref(map517.jpg) 今から思うともう少し粘って首都以外割譲させてしまえばその後の拡張に弾みがついたのだろうが その時は不安定な新領土が飛び地になるのを嫌って程ほどにしておいた。 軍船を一隻も持ってない今のスパルタにはDalmataeは少々遠い。 **マケドニア戦争 [#xb6e490c] マケドニアの内戦はAlcyoneus王の勝利のうちに終息したものの戦いを終えたばかりの兵たちに休む暇は与えられなかった。 セレウコス朝との同盟にしたがいプトレマイオス朝エジプトとの大した利益にもならない戦争に巻き込まれ マケドニア軍ははるばる小アジアを越えてシリアまで援軍として派遣され異郷の地で他国のために戦わねばならなかった。 イリュリア戦以降、地道に力を蓄えマケドニアよりギリシアを解放するための機会を窺っていたスパルタは この情勢をつかむと直ちに総勢2万のスパルタ軍に出撃命令を下した(AVC525年3月)。 これに対しペルガモン、ポントス、セレウコス朝、ボスポロス王国がスパルタに対し連鎖的に宣戦布告したが ボスポラス海峡を越えてくるものは一兵もおらず、戦況はスパルタの一方的優位のもと推移した。 AVC527年1月、マケドニア全土がスパルタ軍の手に落ち、Alcyoneus王は首都州を除く全領土の割譲を条件とする講和条約を呑まされた。 同盟の盟主であるセレウコス朝はエジプトとの戦争に手一杯でスパルタに対してはなんらなすところなく和平を結んでくれた。 5年後のAVC532年2月、スパルタはマケドニアに再び宣戦布告し、明くるAVC533年11月、これを完全に滅ぼした。 #ref(map533.jpg) **Leonidas死去 [#na23c505] マケドニア征服の祝勝ムード真っ只中のAVC533年12月、Grand VizierのLeonidasが死去した。 いつの間にかAgis王と友人になっていて彼に忠実に仕えてくれた。 どのくらい忠実かというと、奥さんが王と姦通してても見てみぬふりをしてくれるぐらい。 Grand Vizierの位はLeonidasの息子Cleomenesが継いだ。 #ref(cleomenes2.jpg) 思いのほか残念な成長ぶり。 **王妃との不和 [#m99db8aa] リュクルゴス体制の復古者というロールプレイ的には困ったことにAgis王は私生児を二人もこさえていた。 お相手の一人は先に述べたとおりLeonidasの妻で、もう一人は弟Archidamusの妻である。 いずれも事実を否認していたが王妃Eudociaは腹にすえかねたと見えてついに夫の仇敵になってしまった。 しかしその王妃は別の政敵の復讐の犠牲になって命を失う。 後添えにはGrand Vizier、Cleomenesの弟Eucleidasの娘Xeneを迎えた。 **第二次イリュリア戦争とAgisの死 [#x9fb371c] マケドニア征服後はギリシアの支配権をより強固にするため内政に努めてきたAgis王だったが、最後にイリュリア征服を決意した。 AVC549年10月宣戦布告。翌年5月、Moesi、Dalmataeを割譲させ和平。 #ref(map550.jpg) 5年後の停戦明けに直ちに再戦する予定だったがその前にAgis王の寿命が尽きた。 AVC554年3月、スパルタ王Agisは祖国中興の祖、ギリシア民族の解放者としての栄誉に包まれその生涯を終えた。
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[[AAR/SPARTA!]] **状況確認 [#ob098929] 最初に状況確認をかねて人物紹介を。 #ref(agis.jpg) Agis IV。エウリュポン家のスパルタ王。 前述のとおりスパルタの再興を志して債務の取り消しと大貴族の手に集中した土地の再分配を企てたが 反対派のクーデターによって志半ばにして命を落とす。 彼の理想を実現してやるのが本AARの趣旨。 #ref(leonidas.jpg) Leonidas II。アギス家のスパルタ王。 アギス4世の改革路線に危惧を抱いた富裕層に担がれ反対派に回る。 一時はアギス派の監督官の追及で国外に逃れていたが改革の行き詰まりに乗じて帰国すると復位し アギスを処刑に追い込んだ。 そんな事情を反映して、Grand Vizierの地位にありながら忠誠が低い。要注意人物。 #ref(cleomenes.jpg) Cleomenes III。Leonidas IIの子で彼の後を襲ってスパルタ王となる。 アギスの改革の理想を密かに継承し、監督官らを殺害してスパルタの実権を握ると改革を断行した。 対外的にも積極策に出てアカイア同盟に挑戦しペロポネソスの覇権を握るかに見えたがマケドニア王アンティゴノス3世の介入を受けすべてを失う。 #ref(aratus.jpg) Aratus。アカイア同盟の指導者。 同盟の発展に大いに手腕を発揮した英傑だが、クレオメネスのスパルタと対立し 長年敵対してきたマケドニアに従属し救援を乞う羽目になる。 いやに高く評価されおりMartialとCharismaはカエサルに匹敵する。 #ref(philopoemen.jpg) Philopoemen。後のアカイア同盟の指導者。 クレオメネスの野望が潰えたセラシアの戦いにメガロポリスの兵を率いて参加し初陣を飾る。 最後のスパルタ王ナビス亡き後、スパルタをアカイア同盟に参加させることになるが 今回のプレイでは彼の成人前にアカイア同盟が滅ぶことになるだろう。 #ref(Antigonus.jpg) Antigonus II。マケドニア王。 一番最初のピュロス戦争シナリオでお馴染みのピュロスに一時王位を追われたりしている。 晩年はアラトスのアカイア同盟にギリシアの覇権を脅かされ苦しめられた。AVC509年はアラトスによるコリントス解放の前年にあたる。 スパルタにとって最大の脅威となる国だが幸いにもプトレマイオス朝と目下戦争中。 **対アカイア・アイトリア戦争 [#zb07d3c7] 以上の状況を踏まえ、国制の改革を成し遂げスパルタにかつての栄光を取り戻すために邁進していきたいところなのだが、 EURには土地の再分配とかそれに絡んだ政治への影響とかいう要素がない。 仕方なく唯一それっぽい立法"Service Guarantees Citizenship"を採用し改革が成功したものとする。 空いている国策スロットにはProfessional Soldiers、Citizenship、Deificationを採用。 #ref(reform.jpg) アギス4世の改革、完! 国内の体勢を整えると一日もおかずアカイア同盟へ宣戦布告する。 友好国への開戦事由なしの戦争で安定度は最低にまで落ち込むがマケドニアの目が ギリシアから離れており、鉄を産し重装歩兵を編成できるスパルタがアカイアの民兵に 質において勝り、同盟や交易で戦力を増強する暇を与えないこの好機と引き換えならばいたし方がない。 数で勝るアカイア勢はスパルタへと進軍してくるがこれを難なく撃退し追撃してAchaeaをそのまま包囲した。 包囲約半年にしてAchaeaは陥落し、AVC509年9月、スパルタに併合された。 #ref(battle5091.jpg) Xenotimos将軍はMartial9の名将。 因みにGrand VizierのLeonidasは「アカイア同盟より強大な陸軍」という野心を持っていたため 戦争の過程で野望を達成しAgisに忠誠を誓っていた。なんとやすいツンデレ。 AVC511年2月、今度はアイトリア同盟に対し宣戦布告。 不当な開戦で厭戦感情が反乱リスクを跳ね上げるがマケドニアに睨まれる前に事を終えてしまわねばならない。 コリントス湾を渡って迎え撃つアイトリア軍を殲滅してから悠々とAetoliaを包囲。 同年10月、包囲の終了とともにスパルタに併合。 #ref(map511.jpg) この一連の戦争によってスパルタはギリシア本土の支配権をマケドニアと二分する格好となった。 **マケドニア内戦 [#i6c4836f] AVC512年、マケドニアで内戦勃発。 反乱軍の首魁はAntigonus王の次男Demetrius。史実ではAntigonusの跡を継いだマケドニア王である。 兄Alcyoneusの王位継承が濃厚となりつつあったために反乱に踏み切ったらしい。 スパルタはこの知らせを大いに喜んだがすぐに鎮圧されるだろうと踏んで情勢を傍観した。 安定度や疲弊した国土、マンパワーの回復にも暫く時間が必要だった。 ところがDemetriusはマケドニア軍の主力を指揮していたらしく政権側からろくな抵抗もないまま首都のあるMacedoniaを制圧した。 その一方で反乱軍の財政は厳しく攻めきれずに居るうちに政権側の戦力再編を許し内戦は長期化していった。 #ref(macedniacivilwar.jpg) AVC517年にAntigonus王が死去し長男Alcyoneusが王位を継いでから更に5年後のAVC522年に内戦はAlcyoneus側の勝利によって終結した。 **Archidamusの陰謀 [#e8d9af58] マケドニアの混乱に気をよくしているとこちらでも王位継承に絡んだ陰謀事件が発生。 AVC513年8月、Agis王の長男Archidamusが事故に巻き込まれ後遺症を負う。 #ref(archidamus.jpg) 裏でAgis王の弟でRoyal TreasurerのArchidamusが糸を引いていたと専らの噂である。 **第一次イリュリア戦争 [#m3c62378] AVC513年9月、エピロスの貴族たちがスパルタへと亡命してきた。イリュリアがエピロスを滅ぼしたのである。 戦争疲弊が癒えてからエピロスを征服する予定だったので先を越されたかたちだ。 もっとも、宣戦布告する相手がイリュリアであっても全くかまわないのだが。 AVC515年12月、スパルタはイリュリアに宣戦布告した。ダキアが盟約によってイリュリア側についたが敵ではない。 三度の野戦で勝ち、Epirus、Taulantiを攻略するとこちらから講和を申し入れ両州を割譲させた(AVC517年9月)。 #ref(map517.jpg) 今から思うともう少し粘って首都以外割譲させてしまえばその後の拡張に弾みがついたのだろうが その時は不安定な新領土が飛び地になるのを嫌って程ほどにしておいた。 軍船を一隻も持ってない今のスパルタにはDalmataeは少々遠い。 **マケドニア戦争 [#xb6e490c] マケドニアの内戦はAlcyoneus王の勝利のうちに終息したものの戦いを終えたばかりの兵たちに休む暇は与えられなかった。 セレウコス朝との同盟にしたがいプトレマイオス朝エジプトとの大した利益にもならない戦争に巻き込まれ マケドニア軍ははるばる小アジアを越えてシリアまで援軍として派遣され異郷の地で他国のために戦わねばならなかった。 イリュリア戦以降、地道に力を蓄えマケドニアよりギリシアを解放するための機会を窺っていたスパルタは この情勢をつかむと直ちに総勢2万のスパルタ軍に出撃命令を下した(AVC525年3月)。 これに対しペルガモン、ポントス、セレウコス朝、ボスポロス王国がスパルタに対し連鎖的に宣戦布告したが ボスポラス海峡を越えてくるものは一兵もおらず、戦況はスパルタの一方的優位のもと推移した。 AVC527年1月、マケドニア全土がスパルタ軍の手に落ち、Alcyoneus王は首都州を除く全領土の割譲を条件とする講和条約を呑まされた。 同盟の盟主であるセレウコス朝はエジプトとの戦争に手一杯でスパルタに対してはなんらなすところなく和平を結んでくれた。 5年後のAVC532年2月、スパルタはマケドニアに再び宣戦布告し、明くるAVC533年11月、これを完全に滅ぼした。 #ref(map533.jpg) **Leonidas死去 [#na23c505] マケドニア征服の祝勝ムード真っ只中のAVC533年12月、Grand VizierのLeonidasが死去した。 いつの間にかAgis王と友人になっていて彼に忠実に仕えてくれた。 どのくらい忠実かというと、奥さんが王と姦通してても見てみぬふりをしてくれるぐらい。 Grand Vizierの位はLeonidasの息子Cleomenesが継いだ。 #ref(cleomenes2.jpg) 思いのほか残念な成長ぶり。 **王妃との不和 [#m99db8aa] リュクルゴス体制の復古者というロールプレイ的には困ったことにAgis王は私生児を二人もこさえていた。 お相手の一人は先に述べたとおりLeonidasの妻で、もう一人は弟Archidamusの妻である。 いずれも事実を否認していたが王妃Eudociaは腹にすえかねたと見えてついに夫の仇敵になってしまった。 しかしその王妃は別の政敵の復讐の犠牲になって命を失う。 後添えにはGrand Vizier、Cleomenesの弟Eucleidasの娘Xeneを迎えた。 **第二次イリュリア戦争とAgisの死 [#x9fb371c] マケドニア征服後はギリシアの支配権をより強固にするため内政に努めてきたAgis王だったが、最後にイリュリア征服を決意した。 AVC549年10月宣戦布告。翌年5月、Moesi、Dalmataeを割譲させ和平。 #ref(map550.jpg) 5年後の停戦明けに直ちに再戦する予定だったがその前にAgis王の寿命が尽きた。 AVC554年3月、スパルタ王Agisは祖国中興の祖、ギリシア民族の解放者としての栄誉に包まれその生涯を終えた。
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